2017年の舞台は、“帝王”が創り上げた
本格チャンピオンシップコース
奈良県・大和高原の丘陵に雄大に広がる「オークモントゴルフクラブ」。自然の地形をそのまま活かして作られたダイナミックなコースは、男子プロゴルフトーナメント(1996年PGAフィランスロピー)も開催された、歴史と伝統に満ちた本格チャンピオンシップコースです。
「私のコース設計理念は3つ。第一はパワーより正確さを競うべき。第二は筋肉より頭脳を使うべき。最後の三つ目は自然を可能な限り損なわないことだ。」とニクラウスが語るように、ここオークモントゴルフクラブも自然を生かしたレイアウトで、14本のクラブを駆使する戦略的プレーが要求されます。全ホールアップダウンはほとんどなく、フェアウェイには微妙なアンジュレーションを巧みに配し、池・クリーク・バンカーを数多くレイアウト。そしてグリーンは広大なワングリーン。冷静な判断力と高い技術が求められます。ボールの落下地点ひとつでスコアが明暗を分ける、チャレンジするたびに挑戦意欲をかきたてる美しくもタフなコースとなっています。