① 飛ばし屋有利!シーサイドコース特有の風への対応が鍵を握る
グランディ浜名湖ゴルフクラブはフェアウェイが比較的広いので飛ばし屋有利のコースです。ティーショットを多少曲げてもフェアウェイに残る可能性があるので、セカンドの残りの距離を考えるとやはりロングヒッターが上位に来るのではないかと思います。
また、今年初シードの選手やツアーデビューの若い選手達も思い切ってプレーすることが出来るので優勝争いのチャンスがあるかもしれません。ただ、海風が吹き付けるシーサイドコースなので、風への対応の上手さもスコアメイクのカギとなります。今年は開幕戦から風が強い試合が多かったので、その中で上位に入っている選手にも注目ですね。
※記録はワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ終了時点
② プレーヤーの挑戦意欲を引き出す3番と4番のパー設定を変更
ギャラリーの方が観戦していてワクワクするような、選手たちの挑戦意欲を引き出すセッティングにしたいという思いから、3番をパー4からパー5に、4番をパー5からパー4に変更しました。4番は445ヤードと非常にタフなミドルホールとなるのでセカンドショットに注目です。
一方で3番のパー5はチャンスホールになりますが、ティーを後ろにしたことで右サイドの池が効いてくるので、ティーショットの緊張感があります。3番でバーディを奪って、4番をパーでしのげるかどうかが見どころです。
③ ワンオンチャレンジの8番パー4&風向きが変わる15番パー3に注目!
注目ホールは、8番と15番ホールです。
8番ホールは280ヤードとワンオン可能なパー4になっています。風向きによっても変わってきますが、飛ばし屋によるワンオンチャレンジや小技の巧い選手のチップインイーグルなど、選手にとってもギャラリーにとっても非常に盛り上がるホールになるはずです。
インコースのターニングポイントとなる15番ホールは、ホールの左にエクシブ浜名湖(ホテル)があり、その影響で瞬時に風向きが変わるため、風向きを読むのが非常に難しいパー3となります。上がり3ホールに向けてのプランや選手の心情が交差するキーホールとなります。
④ 選手のアグレッシブなプレーを応援する「ホールインワン賞」と「イーグル賞」!
今年も選手のアグレッシブなプレーでギャラリーを盛り上げていただこうと大会最終日は、16番ホール(パー5)に「イーグル賞(賞金100万円)」、すべてのショートホールに「ホールインワン賞(賞金800万円)」が懸けられています。すべてのショートホールでホールインワンを達成すると、なんと賞金3200万円!果たしてどんなミラクルショットが飛び出すか注目です。
イーグル賞は飛ばし屋が有利ですが、ホールインワンは距離が短いからといって入るというものでもありません。風向きと持ち球によっても変わってくるので、ホールインワン賞がかかる最終日のショートホールのピンポジションを楽しみにしていて下さい。